60~70年代のスイス軍装備 [ミリタリー]
60~70年代のスイス軍装備もひとまず「それらしい」っていうところまで揃いましたので、一度お披露目しておこうと思います。スイス軍について書かれたサイトも少ないですし、興味がある方の参考になればと。
スイス軍といっても歴史は古いので、今回取り上げるのはWWII戦後に制式化したTAZ57装備です。
ちなみにスイス軍の戦後装備体系はTAZ57・TAZ83と続き現在はTAZ90となっています。TAZ57は1957年から1982年までの系統ですが大所帯なので全軍一斉に切り替えってことではなかったようで、時代的には装備が被っている状態もあったみたいです。
こちらが一般的なTAZ57装備です。勿論細かい所(水筒とか救急セットとかレーションetc.)は割愛しております。あくまで見える部分で「これだけ揃っていればTAZ57だわ」といえる基準として考えてくれたらと思います。
では細かくみていきます。
まず迷彩の上下ですね。正直この上下だけでスイス軍だよ、って言っても大体通用しそうです。
上着はM1960で独特な形状をしております。TAZ57に於いては革のマグポーチもあることはありますが基本的にこのM1960のジャケットにほとんど収納する前提になっています。
比較的品物も多く、現在でも手に入り易いですが放出品の常として突然市場から消える事がありますのでご注意を。また、前記のTAZ83迷彩とも似ていますがこのTAZ57迷彩の方が明るめになっています。
デニムシャツです。これは作業着なので正直普通のブルーカラーシャツでもいいんですが、丈夫なデニム生地のシャツなので是非勧めたいアイテムです。古いタイプだとボタンがアルミだったり、背中にメタルのベルト受けがありますが、88年ロットの物だとプラボタンでベルト受けが無くなっていました。
革ベルトです。100センチと110センチがあります。ジャケットの上に締めて、銃剣などを提げます。
ここで言いますが、銃剣は手に入れてないのでここでは詳しく説明しませんが、付ける場合は左腰前に位置します。
ガスマスクケースです。こちらも腰に提げます。ネットショップの放出品でも比較的簡単に手に入れられますが、ガスマスク本体はなかなか出てきません。私は詰め物をしております。
スイス軍の靴です。登山靴メーカーが作っていたので頑丈な作りで重いです。
革レギンスです。70年代には布地のスパッツも出てきたのでそちらを使ってもいいかと思います。
スコップ(猿臂)です。こちらも以前は日本でもみかけた装備ですがすっかりみなくなりました。
スコップはM1960に装着する布地のリュックベスト的な物に付けます。
こんな感じなのですが一つ誤りがありまして、柄の部分もリュックのループに通すのが正解です。お持ちの方ならすぐにわかると思いますが念のために。
M18/43ヘルメットです。このヘルメットの基本形はM18でWWIから使われておりました。マイナーチェンジしながらも基本デザインは変わっておりません。メットカバーは初期には旧ドイツ軍のような迷彩パターンの物でしたが後にTAZ57に合わせた迷彩のカバーになりました。
70年代にはヘルメットはM71が採用されたのでそちらで合わせるのもいいでしょう。
ウールの略帽です。いわゆるギャリソンキャップですが変わったところでは庇が収納されていてドイツ軍の山岳帽風にも使える所です。入手したのは85年のロットですが基本的には変わっていないので代用としては十分かと思います。
階級章(左)と大隊章です。いずれも肩のエポレットに通して装着します。
TAZ57の時代に制式化していたのがStgw.57です。写真は無可動実銃で現在エアガンはありません。どこか出してくれるといいんですけど、なかなか難しいでしょう・・・
装備をつけるとこんな感じになります。
同時代他国の装備形態と較べるとポーチ類がほとんどないのであっさりした印象があります。
しかし、このジャケットにすべて収めるので上着が尋常でないくらい重いです。オールインワンはアイデアだと思いますが、冬季に一休みしたいときにジャケットごと脱ぐと寒いですし、重量物が多いので着る時に結構苦労します。
とはいっても他にないスイス軍は面白いですし、興味を持って集めたいという人が増えれば喜ばしいことだと思っています。
スイス軍といっても歴史は古いので、今回取り上げるのはWWII戦後に制式化したTAZ57装備です。
ちなみにスイス軍の戦後装備体系はTAZ57・TAZ83と続き現在はTAZ90となっています。TAZ57は1957年から1982年までの系統ですが大所帯なので全軍一斉に切り替えってことではなかったようで、時代的には装備が被っている状態もあったみたいです。
こちらが一般的なTAZ57装備です。勿論細かい所(水筒とか救急セットとかレーションetc.)は割愛しております。あくまで見える部分で「これだけ揃っていればTAZ57だわ」といえる基準として考えてくれたらと思います。
では細かくみていきます。
まず迷彩の上下ですね。正直この上下だけでスイス軍だよ、って言っても大体通用しそうです。
上着はM1960で独特な形状をしております。TAZ57に於いては革のマグポーチもあることはありますが基本的にこのM1960のジャケットにほとんど収納する前提になっています。
比較的品物も多く、現在でも手に入り易いですが放出品の常として突然市場から消える事がありますのでご注意を。また、前記のTAZ83迷彩とも似ていますがこのTAZ57迷彩の方が明るめになっています。
デニムシャツです。これは作業着なので正直普通のブルーカラーシャツでもいいんですが、丈夫なデニム生地のシャツなので是非勧めたいアイテムです。古いタイプだとボタンがアルミだったり、背中にメタルのベルト受けがありますが、88年ロットの物だとプラボタンでベルト受けが無くなっていました。
革ベルトです。100センチと110センチがあります。ジャケットの上に締めて、銃剣などを提げます。
ここで言いますが、銃剣は手に入れてないのでここでは詳しく説明しませんが、付ける場合は左腰前に位置します。
ガスマスクケースです。こちらも腰に提げます。ネットショップの放出品でも比較的簡単に手に入れられますが、ガスマスク本体はなかなか出てきません。私は詰め物をしております。
スイス軍の靴です。登山靴メーカーが作っていたので頑丈な作りで重いです。
革レギンスです。70年代には布地のスパッツも出てきたのでそちらを使ってもいいかと思います。
スコップ(猿臂)です。こちらも以前は日本でもみかけた装備ですがすっかりみなくなりました。
スコップはM1960に装着する布地のリュックベスト的な物に付けます。
こんな感じなのですが一つ誤りがありまして、柄の部分もリュックのループに通すのが正解です。お持ちの方ならすぐにわかると思いますが念のために。
M18/43ヘルメットです。このヘルメットの基本形はM18でWWIから使われておりました。マイナーチェンジしながらも基本デザインは変わっておりません。メットカバーは初期には旧ドイツ軍のような迷彩パターンの物でしたが後にTAZ57に合わせた迷彩のカバーになりました。
70年代にはヘルメットはM71が採用されたのでそちらで合わせるのもいいでしょう。
ウールの略帽です。いわゆるギャリソンキャップですが変わったところでは庇が収納されていてドイツ軍の山岳帽風にも使える所です。入手したのは85年のロットですが基本的には変わっていないので代用としては十分かと思います。
階級章(左)と大隊章です。いずれも肩のエポレットに通して装着します。
TAZ57の時代に制式化していたのがStgw.57です。写真は無可動実銃で現在エアガンはありません。どこか出してくれるといいんですけど、なかなか難しいでしょう・・・
装備をつけるとこんな感じになります。
同時代他国の装備形態と較べるとポーチ類がほとんどないのであっさりした印象があります。
しかし、このジャケットにすべて収めるので上着が尋常でないくらい重いです。オールインワンはアイデアだと思いますが、冬季に一休みしたいときにジャケットごと脱ぐと寒いですし、重量物が多いので着る時に結構苦労します。
とはいっても他にないスイス軍は面白いですし、興味を持って集めたいという人が増えれば喜ばしいことだと思っています。
2014-12-28 18:06
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サバゲ―懐かしいです。20数年前にチームを組んで雑木林や森の
中でやっていました。流石に陸自あがりのスナイパーには敵いませんでした。顔にも迷彩を施し体中、葉っぱや枝で擬装。
自分はまとまりはないですがステア―が主で護身用はPPK(近接戦以外は無力)小型拳銃では№1だと思っています。
前衛時はスターリングでぶっ放す➡いかんせん、弾つまりが多い。
AK47・M16・イングラム等々拳銃ではベレッタ92FやSIGやH&Kがチームでは多かったかな。
タコツボのような所に入るとマムシがいて怖い思いもしました。
中学時代はコルトフロンティア・ワルサ―PPKのモデルガンを持っていたのですが友人に譲り今はコルトローマンMKⅢとガバメント1丁のみのこってます。
久々にワクワクさせて頂きました。
by ケルナー (2019-09-28 21:15)
昔のサバゲはルールが今よりも確定してなかったので、いろいろありましたね。
by かみむら (2019-10-05 07:25)