SSブログ

ZEISS MICROSCOPEカタログ [顕微鏡]

 ツァイスの古いカタログ(1924.1934年)購入。
2.jpg
 ライツの古いカタログはあるんですが、ツァイスの方はまだ持っていなかったので。ライツに比べると古本のカタログもちょっと高いんですよね。
3.jpg
 さすがカタログだけあって各モデルが網羅されていますが、1934年のカタログは鏡基ごとに種類が多いです。これはカタログ持っていないとすぐにモデル名が出てきませんね・・・
nice!(0)  コメント(0) 

ケイソウ展part II [顕微鏡]

 昨日は東京学芸大学で開催中のケイソウ展に行ってきました。以前も開いていて、今回が二回目ということでパート2だそうです。
 珪藻についてのパネル展示やモチーフにした工芸美術品もありますが、やはり珪藻実物の顕微鏡プレパラートを覗けるというので、それが観たかったのです。
2.jpg
3.jpg
 プレパラートはミクロワールドサービスさんで作られたもので、現在一級品の珪藻プレパラートと言っていいでしょう。
 あと浜野顕微鏡の浜野コレクションにある古い顕微鏡も展示してありました。
6.jpg
 いろんな層に興味を持ってもらえるかと思います。プレパラートは単純にきれい!って観てくれるだけでもいいでしょうし。今月5日までの開催です。
nice!(1)  コメント(0) 

Leitz Mineralogical Stand III. [顕微鏡]

 ライツの鉱物顕微鏡のレストアを一応終了。
4.jpg
 ボロボロの状態だったんですが、各パーツは綺麗にすればまぁまぁ使えるようにはなりました。
 クレンメルは欠損だったので、古くて適当な余剰クレンメルを付けようかと思ったのですが、ステージの穴径が微妙に小さくて使えませんでした。
 それで合わなければ削ればいいと、現行のニコン・ネイチャースコープ用を付けてみたらジャストサイズでした。オリジナルに拘らなければ黒いクレンメルも結構似合うと思います。
3.jpg
 この鏡基は古い偏光顕微鏡なんですが、アームのデザインが流麗で良いですね。もっともそのおかげでステージを傾けられなかったりするんですが・・・
 ただ偏光顕微鏡にしては小振りで軽いですし、気軽に観られる用に手元に置いておこうと思います。
nice!(1)  コメント(0) 

ツァイス I [顕微鏡]

 ツァイスのI鏡基顕微鏡購入。
1.jpg
 1921年と書いてあったのですが1910年代から作られた「取っ手」タイプです。
3.jpg
 この取っ手は一時流行ったらしいですが、すぐに一般的なシングルアームになったので特に優位な点があったわけではないようで・・・しかし古いツァイスらしいデザインです。

 デザインといえばツァイスのロゴの周りに(おそらく)レンズを模した線の囲みがあるのですが、鏡筒のロゴには囲み線が無いのです。他のシリアル7万番台みても囲み線があるので、どういうことなのかな?と思っております。
2.jpg
 黒/金モデルを集めて撮ると、とてもカッコイイです(笑
nice!(1)  コメント(0) 

MKH [顕微鏡]

 千代田顕微鏡のMKH購入しました。
1.jpg
 レポは後ほどになりますが、コンパクトにまとまっていて良いですね。
nice!(2)  コメント(0) 

ライツ大型携帯用顕微鏡 Leitz Large Travelling Microscope [顕微鏡]

 ライツの大型携帯用顕微鏡購入。1933年製のV字脚の折りたたみ式携帯顕微鏡です。
5.jpg
 もっとも買ったのは去年なんですが、忙しくて今頃になってですが・・・
3.jpg
 4.jpg
 コンパクトなサイズの箱に収納されている対物3のレボルバー付きです。
1.jpg
7.jpg
 折りたたみ式の方法は各社特色が出て面白いです。
6.jpg
2.jpg
 基本的にはステージと脚をたたむんですがどこまでコンパクトにするか、その辺が設計者のセンスというか思いが出るところですね。
1.jpg
 長らくどの機種につけるのかわからなかった十字動装置を持っていたんですが、どうやら携帯顕微鏡につけるのがピッタリなので多分これで正解かなと。カッコイイのでこれでよし。

Leitz Ia鏡基顕微鏡 [顕微鏡]

 ライツのIa鏡基の顕微鏡購入。とはいっても去年なんですけど。
6.jpg
 製造は1903年で、Ia鏡基のモデルは結構見るのですが、一般に真鍮/砲金に透明ラッカー仕上げのところがシルバー色メッキ(ニッケルかな?)になっているのが珍しいかと思います。
3.jpg
 十字動装置はライツオリジナルではなく、ライヘルトのものがついています。こちらもモデルに合わせて黒+シルバーなので馴染んでます。
4.jpg

J.SWIFT&SON 偏光顕微鏡 [顕微鏡]

P5011238.JPG
 J.SWIFT&SONの偏光顕微鏡を購入しました。
 おそらく1950年代のものです。
1.jpg
2.jpg
5.jpg
偏光顕微鏡は初めてなのですが、やはり岩石薄片をみてみたいと思いまして、岩石プレパラートも購入しました。
2.jpg
 玄武岩です。万華鏡のように綺麗ですね(まぁ素人の感想なので・・・;

2017-04-02 [顕微鏡]

 気がつけばもう春ですね。桜はまだチラチラ咲いている感じですけど、菜の花はもう満開でした。
1.jpg

 先月にはイギリスからJ. Swift & Son の古い顕微鏡が届きました。
2.jpg
 Swiftの顕微鏡は南極探検でスコットも参加した(極点目指したのはその後ですが)ディスカバリー号にも三本足のタイプが積まれておりました。
 入手したのは四本足なのですが、後ろ側の脚は回転して折りたためるようになっています。これも携帯顕微鏡の部類と呼んでいいのでしょうね。

オリンパス 携帯顕微鏡 [顕微鏡]

 オリンパスの携帯顕微鏡を入手しました。
3.jpg
 オリンパスは戦前よりコンパクトに折りたためる携帯顕微鏡を製造していました。同様の携帯顕微鏡はドイツのライツでも作られていましたので、それなりの需要があったモデルなのだと思います。
4.jpg
 検査表を見ると高千穂光学工業とあります。この社名は1942年5月よりなのでこのモデルは戦中製造と思われます。
 1939年の高千穂製作所時代のカタログを見ますと、今回のモデルとの差異が見受けられます。
カタログ.jpg
 今回のモデルはアームの固定用バンドが追加されています。あとコンデンサ上下つまみが左右逆になっていますので本体のマイナーチェンジもあったのでしょう(ちなみにオリンパスのHPにある携帯顕微鏡KAは戦後製造品です)。
5.jpg
6.jpg
7.jpg
 携帯顕微鏡に特徴的なV字の鏡台は可動します。
1.jpg
 これが・・・
2.jpg
 こんな風にコンパクトにまとめられます。
 ミラーもアーム部分が回転して、収納で嵩張らないようにオフセットされます。
9.jpg
 またステージが観察中に動かないようにするロック・バーも特徴的ですね。
11.jpg
 アームが回転して物理的に押さえますが、元々クリアランスの少ない可動部に粘性の高いグリスが使われているので、そうそう簡単にステージが動くことはないんですけどね。
10.jpg
 対物・接眼レンズも綺麗な状態でした。
8.jpg
 滅多にみないモデルですので入手できてよかったです。
 しかし今年は結構顕微鏡買ってしまったなぁ・・・・