2012-11-17 [顕微鏡]
朝は結構寒かったんですが、次第に南風が吹いて意外と寒くないです。というか生ぬるくてちょっと変なかんじですね。雨が昼からパラパラ降ったり止んだりでどうにも不安定なお天気です。
オーム社の「マイクロスコープ 浜野コレクションに見る顕微鏡の歩み」を購入。
浜野コレクションとは東京の顕微鏡販売会社浜野顕微鏡で集められた顕微鏡のコレクションです。
赤門の前で古い顕微鏡がショーケースに入っているのを見かけた人もいるかと思いますが、ホームページでもそのコレクションの一部がみられます。
顕微鏡趣味は海外ではコレクターも多く趣味のジャンルとして確立していますが、日本では顕微鏡といえば研究者が使う道具としか認知されず、多くの古い顕微鏡が廃棄されているようです。
浜野氏はある研究者からそういう事情を聞き、コレクションを始めたそうです。
この本にはそういって集められた顕微鏡、特に1940年以前製造の物を中心に美しい写真で収められています。今まで日本で顕微鏡の写真集などなかったかと思いますし、大変貴重な資料になるでしょう。勿論海外の図録でもいいのですが、やはり日本語で書かれていることに意義があると思います。
とても珍しい物が多いのですが、個人的には戦前の日本光学工業製の顕微鏡が興味深かったです。
それと携帯顕微鏡もいろいろ出ていたのですね。
巻末には浜野コレクションの今後も書かれていて、憂える事態はなんとかならないものかと考えさせられます。日本の科学・医療を支えてきた、歴史を伝える機器を散逸させてはならないと思います。
オーム社の「マイクロスコープ 浜野コレクションに見る顕微鏡の歩み」を購入。
浜野コレクションとは東京の顕微鏡販売会社浜野顕微鏡で集められた顕微鏡のコレクションです。
赤門の前で古い顕微鏡がショーケースに入っているのを見かけた人もいるかと思いますが、ホームページでもそのコレクションの一部がみられます。
顕微鏡趣味は海外ではコレクターも多く趣味のジャンルとして確立していますが、日本では顕微鏡といえば研究者が使う道具としか認知されず、多くの古い顕微鏡が廃棄されているようです。
浜野氏はある研究者からそういう事情を聞き、コレクションを始めたそうです。
この本にはそういって集められた顕微鏡、特に1940年以前製造の物を中心に美しい写真で収められています。今まで日本で顕微鏡の写真集などなかったかと思いますし、大変貴重な資料になるでしょう。勿論海外の図録でもいいのですが、やはり日本語で書かれていることに意義があると思います。
とても珍しい物が多いのですが、個人的には戦前の日本光学工業製の顕微鏡が興味深かったです。
それと携帯顕微鏡もいろいろ出ていたのですね。
巻末には浜野コレクションの今後も書かれていて、憂える事態はなんとかならないものかと考えさせられます。日本の科学・医療を支えてきた、歴史を伝える機器を散逸させてはならないと思います。
2012-11-17 15:47
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0