マッカーサー式携帯顕微鏡・ビッカース製 [顕微鏡]
イギリスのビッカース製のマッカーサー式携帯顕微鏡を入手しました。
今年の夏にプラスチック製のオープンユニバーシティモデルを入手していたことは書きましたが、やはりその元になった金属製のモデルも欲しくなりまして入手ということです。
マッカーサー博士の顕微鏡は試作が1930年と古く、細かく改良されております。製造もいろいろと移っていて、今回入手のモデルはビッカース製になります。ビッカースの前はCooke(イギリスの光学メーカーでレンズで有名)製造でした。取説をみるとその名残なのかCooke名義になっていますが、その辺大らかな時代であったのでしょう。
ちなみにCookeでは1959~1962年、ビッカースは1963~1969年と言われております(正確ではないらしいです)。
メインボディはアルミ材でプラスチック製の携帯顕微鏡よりも小さいサイズですが、意外とずっしりと重いです(レンズ込みで実測530g)。
ミラーを手で持ち上げてフリー固定します。ミラー部はガラスに蒸着ではなく、ステンレス材の鏡面仕上でミラーの代用をしています。携帯顕微鏡の性格上、割れにくさを考えた為でしょう。
側面のダイヤルがピントで、上部ダイヤルが絞りです。
底面には穴が開いております。三脚へ接続・固定するための穴です。
対物レンズは三本装着出来ます。
レボルバーの代わりに対物レンズの乗ったトレーをスライドして倍率を選択する仕組みです。
ビッカース製・オープンユニバーシティモデル・ニコン携帯顕微鏡H型と比較。
ビッカース製がいかに小さいかわかります。
デザインに凝縮感があって、マッカーサー博士の思いがこもったこの素敵な顕微鏡を手に入れられて嬉しさをかみしめている日々です。
今年の夏にプラスチック製のオープンユニバーシティモデルを入手していたことは書きましたが、やはりその元になった金属製のモデルも欲しくなりまして入手ということです。
マッカーサー博士の顕微鏡は試作が1930年と古く、細かく改良されております。製造もいろいろと移っていて、今回入手のモデルはビッカース製になります。ビッカースの前はCooke(イギリスの光学メーカーでレンズで有名)製造でした。取説をみるとその名残なのかCooke名義になっていますが、その辺大らかな時代であったのでしょう。
ちなみにCookeでは1959~1962年、ビッカースは1963~1969年と言われております(正確ではないらしいです)。
メインボディはアルミ材でプラスチック製の携帯顕微鏡よりも小さいサイズですが、意外とずっしりと重いです(レンズ込みで実測530g)。
ミラーを手で持ち上げてフリー固定します。ミラー部はガラスに蒸着ではなく、ステンレス材の鏡面仕上でミラーの代用をしています。携帯顕微鏡の性格上、割れにくさを考えた為でしょう。
側面のダイヤルがピントで、上部ダイヤルが絞りです。
底面には穴が開いております。三脚へ接続・固定するための穴です。
対物レンズは三本装着出来ます。
レボルバーの代わりに対物レンズの乗ったトレーをスライドして倍率を選択する仕組みです。
ビッカース製・オープンユニバーシティモデル・ニコン携帯顕微鏡H型と比較。
ビッカース製がいかに小さいかわかります。
デザインに凝縮感があって、マッカーサー博士の思いがこもったこの素敵な顕微鏡を手に入れられて嬉しさをかみしめている日々です。
2016-09-24 18:57
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