オリンパス 携帯顕微鏡 [顕微鏡]
オリンパスの携帯顕微鏡を入手しました。
オリンパスは戦前よりコンパクトに折りたためる携帯顕微鏡を製造していました。同様の携帯顕微鏡はドイツのライツでも作られていましたので、それなりの需要があったモデルなのだと思います。
検査表を見ると高千穂光学工業とあります。この社名は1942年5月よりなのでこのモデルは戦中製造と思われます。
1939年の高千穂製作所時代のカタログを見ますと、今回のモデルとの差異が見受けられます。
今回のモデルはアームの固定用バンドが追加されています。あとコンデンサ上下つまみが左右逆になっていますので本体のマイナーチェンジもあったのでしょう(ちなみにオリンパスのHPにある携帯顕微鏡KAは戦後製造品です)。
携帯顕微鏡に特徴的なV字の鏡台は可動します。
これが・・・
こんな風にコンパクトにまとめられます。
ミラーもアーム部分が回転して、収納で嵩張らないようにオフセットされます。
またステージが観察中に動かないようにするロック・バーも特徴的ですね。
アームが回転して物理的に押さえますが、元々クリアランスの少ない可動部に粘性の高いグリスが使われているので、そうそう簡単にステージが動くことはないんですけどね。
対物・接眼レンズも綺麗な状態でした。
滅多にみないモデルですので入手できてよかったです。
しかし今年は結構顕微鏡買ってしまったなぁ・・・・
オリンパスは戦前よりコンパクトに折りたためる携帯顕微鏡を製造していました。同様の携帯顕微鏡はドイツのライツでも作られていましたので、それなりの需要があったモデルなのだと思います。
検査表を見ると高千穂光学工業とあります。この社名は1942年5月よりなのでこのモデルは戦中製造と思われます。
1939年の高千穂製作所時代のカタログを見ますと、今回のモデルとの差異が見受けられます。
今回のモデルはアームの固定用バンドが追加されています。あとコンデンサ上下つまみが左右逆になっていますので本体のマイナーチェンジもあったのでしょう(ちなみにオリンパスのHPにある携帯顕微鏡KAは戦後製造品です)。
携帯顕微鏡に特徴的なV字の鏡台は可動します。
これが・・・
こんな風にコンパクトにまとめられます。
ミラーもアーム部分が回転して、収納で嵩張らないようにオフセットされます。
またステージが観察中に動かないようにするロック・バーも特徴的ですね。
アームが回転して物理的に押さえますが、元々クリアランスの少ない可動部に粘性の高いグリスが使われているので、そうそう簡単にステージが動くことはないんですけどね。
対物・接眼レンズも綺麗な状態でした。
滅多にみないモデルですので入手できてよかったです。
しかし今年は結構顕微鏡買ってしまったなぁ・・・・
2016-11-26 18:26
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