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2015-03-06 [ミリタリー]

 一ヶ月以上も書いてなかったですね。原稿中というのもありますが、あんまりネタがないというか、あるんだけどあとでまとめようかなと思ってたりして。

 スイス軍M18ヘルメット用のヘルメットカバー購入。
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 リバーシブルで迷彩の柄が違います。こっちのくすんだピンクっぽいのは他の軍ではなかなか見ないパターンですね。

2015-01-05 [ミリタリー]

 サークル「だだくさ小火器店」さんのStgw57同人誌購入。
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 Stgw57について無可動実銃を使った写真と共に詳しく書かれています。銃雑誌でもほとんど取り上げられていないのでこうしてまとめて貰えると助かります。

 英軍のキルティング・パンツ購入。
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 極寒用のアークティック・インナーパンツです。アウターも放出品として出てるかと思います。BDUの上にこれだけ履いても割りと暖かいんですけどね。

60~70年代のスイス軍装備 [ミリタリー]

 60~70年代のスイス軍装備もひとまず「それらしい」っていうところまで揃いましたので、一度お披露目しておこうと思います。スイス軍について書かれたサイトも少ないですし、興味がある方の参考になればと。
 スイス軍といっても歴史は古いので、今回取り上げるのはWWII戦後に制式化したTAZ57装備です。
 ちなみにスイス軍の戦後装備体系はTAZ57・TAZ83と続き現在はTAZ90となっています。TAZ57は1957年から1982年までの系統ですが大所帯なので全軍一斉に切り替えってことではなかったようで、時代的には装備が被っている状態もあったみたいです。
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 こちらが一般的なTAZ57装備です。勿論細かい所(水筒とか救急セットとかレーションetc.)は割愛しております。あくまで見える部分で「これだけ揃っていればTAZ57だわ」といえる基準として考えてくれたらと思います。
 では細かくみていきます。
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 まず迷彩の上下ですね。正直この上下だけでスイス軍だよ、って言っても大体通用しそうです。
 上着はM1960で独特な形状をしております。TAZ57に於いては革のマグポーチもあることはありますが基本的にこのM1960のジャケットにほとんど収納する前提になっています。
 比較的品物も多く、現在でも手に入り易いですが放出品の常として突然市場から消える事がありますのでご注意を。また、前記のTAZ83迷彩とも似ていますがこのTAZ57迷彩の方が明るめになっています。

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 デニムシャツです。これは作業着なので正直普通のブルーカラーシャツでもいいんですが、丈夫なデニム生地のシャツなので是非勧めたいアイテムです。古いタイプだとボタンがアルミだったり、背中にメタルのベルト受けがありますが、88年ロットの物だとプラボタンでベルト受けが無くなっていました。

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 革ベルトです。100センチと110センチがあります。ジャケットの上に締めて、銃剣などを提げます。
 ここで言いますが、銃剣は手に入れてないのでここでは詳しく説明しませんが、付ける場合は左腰前に位置します。
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 ガスマスクケースです。こちらも腰に提げます。ネットショップの放出品でも比較的簡単に手に入れられますが、ガスマスク本体はなかなか出てきません。私は詰め物をしております。

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 スイス軍の靴です。登山靴メーカーが作っていたので頑丈な作りで重いです。

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 革レギンスです。70年代には布地のスパッツも出てきたのでそちらを使ってもいいかと思います。

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 スコップ(猿臂)です。こちらも以前は日本でもみかけた装備ですがすっかりみなくなりました。
 スコップはM1960に装着する布地のリュックベスト的な物に付けます。
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 こんな感じなのですが一つ誤りがありまして、柄の部分もリュックのループに通すのが正解です。お持ちの方ならすぐにわかると思いますが念のために。

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 M18/43ヘルメットです。このヘルメットの基本形はM18でWWIから使われておりました。マイナーチェンジしながらも基本デザインは変わっておりません。メットカバーは初期には旧ドイツ軍のような迷彩パターンの物でしたが後にTAZ57に合わせた迷彩のカバーになりました。
 70年代にはヘルメットはM71が採用されたのでそちらで合わせるのもいいでしょう。

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 ウールの略帽です。いわゆるギャリソンキャップですが変わったところでは庇が収納されていてドイツ軍の山岳帽風にも使える所です。入手したのは85年のロットですが基本的には変わっていないので代用としては十分かと思います。

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 階級章(左)と大隊章です。いずれも肩のエポレットに通して装着します。

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 TAZ57の時代に制式化していたのがStgw.57です。写真は無可動実銃で現在エアガンはありません。どこか出してくれるといいんですけど、なかなか難しいでしょう・・・

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 装備をつけるとこんな感じになります。
 同時代他国の装備形態と較べるとポーチ類がほとんどないのであっさりした印象があります。
 しかし、このジャケットにすべて収めるので上着が尋常でないくらい重いです。オールインワンはアイデアだと思いますが、冬季に一休みしたいときにジャケットごと脱ぐと寒いですし、重量物が多いので着る時に結構苦労します。
 とはいっても他にないスイス軍は面白いですし、興味を持って集めたいという人が増えれば喜ばしいことだと思っています。

スイス軍 スコップ [ミリタリー]

 スイス軍のスコップ(エントレンチングツール)購入。
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 スイス軍のスコップは10年もしない最近まで手に入れやすかったんですが、日本ではパタッと在庫が消えてしまったので、輸入しました(他のものと一緒にですが)。これがあるとないとではスイス軍装備の「らしさ」が違いますので欲しかったんですよね。
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 製造は1958年製でした。革も相変わらず良い物を使っておりますね。

 それと64式に続いてS&Tのスターリングも購入しました。
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 こちらも後ほど写真撮っていこうと思います。

イギリス軍 P68スモック [ミリタリー]

 英軍のP68スモック購入。
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 パターンはDPMなんですが初期の色味が薄めのタイプです。
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 右側は同じP68ですけど色味が全然違います。ちなみに左のパンツはP68ですが、いわゆるトロピカルと言われている赤茶の強いパターンです。
 
 戦後英軍物集め始めた頃はDPMなんてどれも一緒、と思っていたんですが調べれば調べるほどいくつものパターンが出てきて、すっかり沼にはまった感があったり・・・

スイス軍用ピッケル STUBAI製 [ミリタリー]

 スイス軍のピッケル購入。放出品です。
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 長さは80センチ、ヘッド長は約29センチです。
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 製造はオーストリアのスチュバイ製で、スイス軍に納入していたようです。
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 スイス軍用の証の国章も入っています。
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 制式にヘッドカバーもあるはずですが、探していたらいつになるかわからないので革製のカバーがICIから出ていたのでそれも購入。
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ゴムやプラスチック製の保護カバーもありますが、こういうクラシカルな物には革が似合いますよね。石突カバーは妥協してゴムにしましたが(笑;
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 またひとつスイス軍用山装備が増えてしまいました。

スイス軍ブーツ [ミリタリー]

 スイス軍のブーツ購入。
 ま、新品ではなかったのでそれなりの外観でしたけど、物はしっかりしているのでアルコール除菌したあと、サドルソープで洗って陰干し、靴墨を塗りました。
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 革は通常のコンバットブーツと違って革の裏面(スエードで使う面)が外になっています。
 ブーツの型でいうと60~70年代に使われていたモデルで、ソールの刻印をみると77年製のようです。
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 メーカーは登山靴の老舗だったライケル製です。現在はマムートに吸収されているそうですが、当時ちゃんとした登山靴メーカーで作られていたのですね。
 重さもずっしり重く、37年前の中古物と思えないくらいしっかりとした作りになっています。
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 スイスの古い軍装は物の品質が良いので磨けば光りますし、集めて楽しいですね。

シルバータイガーとか [ミリタリー]

 EAST ASIAサプライのタッドポール(テッドポール)タイガーストライプ・レプリカ購入。
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 EAは前からシルバータイガーを出すって言ってたので、ようやくお目にかかれてよかったわと、喜んでる方も多いかと思います。色味も一般的にイメージするタイガーストライプのカラーであります(詳しくは知らないんで)。
 タイガーストライプのパターンはいくつもあって、本にまとめられるくらい研究されているのですが、そのなかでも今回EAがモデル化したのはタッドポール(テッドポール)パターンという、オタマジャクシ状の模様が見えるタイプです。
 ちなみに前回EAが作ったのは黄色味の強い、ゴールドタイガーと呼ばれるモデルです。
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 それぞれいい味出しております。

 スイス軍の革レギンス購入。
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 スイス軍が80年代まで使っていたのは一般的なコンバットブーツではなく、登山靴のような靴でした。それで脛の保護を考えて別途このような革レギンスが装備品に含まれておりました。
 写真でみたときコンバットブーツ同様の硬めの革かと思っていたのですが、意外とやわらかな皮材を使用しております。
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 ロットは1965年の物でした。それなりに使用感はありましたがサドルソープで洗って陰干し、靴墨を塗って仕上げたらしっとりといい感じになりました。やっぱり良い革使っているんでしょうね。

英海兵隊ベルゲン (ラックサック)/Royal Marines Arctic Bergen [ミリタリー]

 英海兵隊が70~80年代に使っていたフレーム付きベルゲン購入。
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 寒冷地用に海兵隊が使っていたものです。フォークランド紛争の頃にも使われていました。
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 グリーンが青系の深みのあるグリーンで他のゴム引きされた装備系統とは違った色味です。
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 インナーは袋状になっているタイプです。
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 フレームのロットは1983年になっています。写真撮り忘れましたが、バッグ本体には1977のプリントがありました。後でニコイチにしたんですかね~?

 当時のラックサックについてはSASベルゲンといって空挺が使っていたタイプもあるのですが、何故同じ軍で違う装備持ったのか、その経緯も知りたいところですね。

スイス軍リュックサック(Mod.51) [ミリタリー]

 スイス軍のリュック購入。
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 いわゆるソルト・アンド・ペッパー、ごま塩と呼ばれる布生地を使った昔のスイス軍用リュックです。
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 ロットは65年です。名称についてはスイス軍ごま塩リュックで大体通じてしまうんですが、海外のサイトみるとM51と呼んでるところもあるので、制式名はそんな所なのかもしれません。
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 大きさは革底のタイプと少し小さい布底のタイプがあります。戦時中のタイプはまたポケットの位置が違ったり、小銃を差す穴が開いていたり違うのですが基本的には戦前のリュックを踏襲しているかと思います。
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 中は布地のインナーで、紐で縛れるようになっています。
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 背中の部分は腰辺りにテンションの貼ったベルトがあって、背中とリュックの間に空間が出来るような工夫がされています。
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 革の質は分厚く良い物が使われています。お陰で海外でも人気のファッションアイテムになっていて、結構なお値段で売られているみたいですね。
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 実際手にすると古いながらも味わいのある品物ですし、人気なのも頷けるのであります。